プラウによる天地返し作業について
当社では、圃場の基盤整備としてプラウによる天地返しを重視しています。
天地返しとは、表層と下層の土を反転させることで、長年の耕作や踏圧によって形成された硬盤層を破砕し、土壌環境を根本から改善する作業です。
土壌が締まり通気性や排水性が低下した状態では、作物の根は十分に張ることができず、生育のバラつきや収量低下の要因となります。
プラウによって深層までしっかりと反転・膨軟させることで、空気と水の通り道を確保し、根がストレスなく伸長できる環境を整えます。
さらに、堆肥や有機物を同時にすき込むことで、微生物の働きを活性化させ、団粒構造の形成を促進。
保水性と排水性のバランスが取れた“生きた土”へと導いていきます。
当社では、圃場の状態や作物、今後の作付け計画に応じて、最適な作業深度・工程をご提案いたします。
表面的な対処ではなく、圃場のポテンシャルを最大限に引き出すための「土づくり」をご提供することが、私たちの役割です。
一見すると地味な工程ですが、この基盤整備こそが安定した収量と品質を支える最も重要なプロセスです。
“良い作物は、良い土から”——その基本を現場で確実に積み上げてまいります。
